鴻鵠塾プロジェクト2015【鹿児島】

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コース概要 獅子島の魅力と可能性を探り、6次産業を創る
行き先・滞在期間 獅子島、天草、長島町
2015/8/17〜8/25
体験内容 獅子島視察、漁業体験、農家ヒアリング、旅館ヒアリング、小・中学生ヒアリング、長島副町長ヒアリング、島の方との意見交換会
結果 獅子島の特産品を関東で販売するため、獅子島特産品販売会社と首都圏の小売業者を結びつける

参加者の感想

1.全体を通しての感想
2.鴻鵠塾プロジェクトの魅力を一言で教えて下さい
3.一番得られたと思うものを教えて下さい(最多でも3つまで)

菅野 正祥

1. 【人を籠絡して陰に事を謀る者は、好し其の事を成し得るとも、慧眼より之れを見れば、醜状著るしきぞ。人に推すに公平至誠を以てせよ。公平ならざれば英雄の心は決して攬られぬもの也。】

これは「南洲翁遺訓」の第三十五条の原文です。南洲翁遺訓は、西郷隆盛が生前に語った言葉や教訓をその弟子たちが記録した手記ですが、西郷さんの死後130年以上たった今も、多くの日本人の「道」を指し示す教訓となっています。

この第三十五条を現代語訳すると、「人を騙して、陰ながら策略を図ろうとする者は、偶然そのことをうまくやり過ごしたとしても、物事の本質や裏面を見抜くことができる人がそれを見ると実に醜いものだとわかってしまう。人に対しては常に真心をもって、公平に接しなさい。公平でなければ英雄の心を捉えることはできない」というものです。

鴻鵠塾プロジェクトに参加する前の私は、どちらかと言うと「人を騙して、陰ながら策略を図ろうとする者」に近く、どうやったら人が都合よく自分に協力してくれるか、はたまたどうやったら異性に好かれるかなどということをよく考えておりました。良く言えば人当たりが良いと言えるかも知れませんが、悪く言えば「中身がない人間である」とも言えました。そのためか、当時第一志望だった企業のインターンでも受ける度に落とされてしまっていました。そんな自分の問題を悩みながら、しかしどうすればその問題を解決できるのか、答えを見出すことができずに大学生活を過ごしておりました。

大学の先輩の紹介で参加した鴻鵠塾プロジェクトも発表会まであと少しといったところで、自分の班の社会人メンターの方々と飲みにいく機会がありました。就活の話題になって、学生が社会人からアドバイスを受けながら、楽しく談笑していると、ふと「僕が人事だったらリーダー(?私のことです)は絶対採らない。だって外身ばっかりで中身が空っぽだもん」とある社会人メンターが私を一刀両断しました。まさしくそのことを日頃から悩んでいた私は「では、どうしたら中身のある人間になれるのでしょうか」と聴きました。すると「テクニックに走ろうとしたり、体裁よくやろうとしすぎてはいけないよね。もっとリーダーの根っこで考えるもの、感じるものをしっかり持って人と接していればいいんじゃないかな」と社会人メンターがおっしゃいました。また、別の社会人メンターからは「let it go、ありのままで良いんだよ」とアドバイスを受けました。

そのアドバイスを受けてから、鴻鵠塾プロジェクトの仲間に自分の意見をストレートに伝え、真剣に向き合った議論をするようになりました。また、自分が創設した学生団体の活動においても、自分の考えや想いに共感してくれる仲間が増え、より規模が大きな団体にすることができました。

ずっと抱えてきた悩みは解消されたのだと思います。

プロジェクト活動中には、他にも多くのアドバイスを受けました。こうした鴻鵠塾プロジェクトで出会った社会人メンターの方々のアドバイスは、「東京若翁教訓」として私の心の中にある手記にしまってあります。

「東京若翁教訓」は、これから130年以上たってから多くの日本人に読まれることはない心の中の手記ですが、これからの私の人生において、壁にぶつかった時や、反対にうまくいっている時にも繰り返し取り出され、「道」を指し示す大切な人生のバイブルとなってくれるのではないでしょうか。

東京若翁たちの弟子となった私はそう思います。

2. 社会人メンターさんのサポートが学生と近い距離で行われている体制

3. 自分の考えたこと、思ったことを自分の意見として伝えることの大切さ。

平原 諄之介

1. 初めは夏休みの間、遊ぶ以外の事をしたいという浅い考えで参加したこのプロジェクトでした。いざ活動が始まってみると予想以上に本気のチームメイト、そして当事者の学生に負けず劣らず熱血な社会人メンターの方々に囲まれ、気づけば自分も必死になっていました。この活動を通して自分が今まで知らなかった長所、短所に気づく切っ掛けにもなり、これからの人生への大きな弾みをつけられました。

2. 本気になれる舞台

3. 人との繋がり、沢山の失敗と少しの成功、責任感

河野 心希

1. プロジェクトが始まってからの3ヶ月間は一言で言い表せないくらい充実していました。3ヶ月間同じ班のメンバーと議論したり、社会人メンターの方々からのアドバイスをもらう事で大きな自己成長ができたと思います。プロジェクトは自分の夢である“将来地元宮崎に関わりたい”という思いで参加しましたが、“地域活性化”というものを頭で考えるだけではなく、行動し感じ考える事ができてとても貴重な経験でした。
今回このかすがいプロジェクトに参加できた事は自分の人生の中で大きなものになったと心から言えます。
3ヶ月間一緒にやってくれた学生メンバー、社会人メンバーの皆さんにはとても感謝しています。
ありがとうございました。

2. 自分の夢に近づける

3. 仲間、自己成長、様々な視点

勝俣 朝日

1. 私は地域活性化に以前から興味があったのでこのプロジェクトに参加しました。初めて地方に行き、都会では味わえないような自然の心地良さや人とのつながりを肌で感じ、今まで知らなかった日本の素晴らしさを学びました。
今まで私は気合ややる気といった、とても曖昧な言葉で表せる生き方をしてきました。このプロジェクトで自分の気持ちや思いを形にするためには気合ややる気だけでは自己満足や中身のない達成感に満たされるだけで終わってしまうということを学びました。人に思いを伝えるには論理的な思考や知識が必要不可欠であるということを身にしみて感じました。頭では分かっていても、今まで何と無くやり過ごしてきた自分の曖昧な部分が浮き彫りになり、これからの大学生活で身につけたいことがみえてきました。このプロジェクトを通してできた私の目標は自分が出来ないことを避けて出来ることだけをやるのではなく、出来ないことを出来るようになるための努力を惜しまない人間になることです。

2. 自分を変えるきっかけ

3. 尊敬する仲間

藤 亜莉沙

1. 就活の準備になることをしたいと思い、このプロジェクトに参加しました。鹿児島班では、地方創生の課題を持つ獅子島の島民へ6次産業化のビジネスモデルを提案することをゴールとして、夏休みの間ほぼ毎日ミーティングをしながら、進めてきました。

3ヶ月間5人の学生で進めてきましたが、その間、いつも社会人メンターの方々が学生に寄り添って真剣にアドバイスをして下さったので、それに応えようと、自分の持つ力以上に頑張ることができました。
日々のミーティングの中で、効率の良いグループワークの方法、論理的思考、ビジネスでのプレゼンテーションの方法などを学び、実行したので、就活に必要なこれらのスキルが身に付いたと思います。そして志の高い学生が集まるこのプロジェクトで、常に学生同士での刺激があったように感じています。
また、長期に渡って同じメンバーでグループワークをしたことによって、グループワークでの人間関係のバランスの取り方を学ぶことができました。

実際に獅子島で現地視察をした時には、島の人や自然がとても魅力的で、楽しかったです。そして彼らに会ってきたことにより、熱い気持ちを持って、プロジェクトを進めることができました。就職した時も、このようなモチベーションで仕事ができる環境に自分を持っていきたいと思います。
プロジェクトに参加して、多くの面で成長できました。学生、社会人の皆さん、ありがとうございました。

2. 充実

3. ビジネスの経験・グループワークのスキル