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スポーツを通した地方活性化の可能性 プロ野球の試合をプロデュース

プロジェクト

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2018.10.06

スポーツを通した地方活性化の可能性 プロ野球の試合をプロデュース

コース概要

徳島県 スポーツを通した地方活性化の可能性 プロ野球の試合をプロデュース

行き先・滞在期間

徳島県(2018年8月-9月)

体験内容

プロ野球チーム「徳島インディゴソックス」が徳島地域におけるヒト・モノ・カネ・情報のハブの一つになることを目標に、プロ野球の試合をプロデュースし、徳島インディゴソックスの「面白さ・良さ」を伝えた

結果

来場者数は504人 来場者数の8%が初来場者

参加者の感想

山本陽士

今回、リーダーというポジションでプロジェクトに参加させてもらいました。最初は、タスクをこなしても、タスクをこなした2,3倍のタスクが沸いてくる毎日に圧倒されて全体を俯瞰してみることができなかった。しかし、目の前のタスクに対して、やるべきなのか、これは、真面目にやらないといけないものなのか、多少手を抜いても良いやつなのか。と考えるとタスクをスムーズにこなせるようになりました。また、考え方として、やらなければいけないこと、できること、したいことの順にこなすことが大事だと気付かされました。

 

正直、結果的に徳島の地方活性化をできたかと言うとできていないと思います。私達は、イベントを行ったようなプロジェクトになってしまいました。何か徳島に還元できたわけでも、徳島インディゴソックスに還元できたわけでもないと思います。

しかし、その中で分かったことは、地方活性化は、1試合では、できない。と思いました。長期的な目線で、短期的な目標を何回もクリアしてできるものだと思います。それには、妥協せずに取り組むことが必須だと思いました。これがプロジェクトでの学びです。

 

「プロモーションビデオを作成しよう!誰が作るの?」「応援開発をしよう!協力者は?」という、根本的なことを考えていなかった面があり、どうしようもないなか、声をかけて快く快諾していただいた、映像クリエータ 西嶋さん、阿波踊りのプロ集団「寳船」リーダー 米澤さんに、感謝をしています。

野球していて怪我をして野球を辞めた人間に、野球に関わるチャンスをいただいた鴻鵠塾、徳島インディゴソックスの方々、ありがとうございました。

 

そして、最後にこんなクソみたいなリーダーについてきてくれた学生メンバー、支えてくださった社会人メンターの方ありがとうございました。

坂本理沙

初めは、就職する前の準備運動と地方での生き方に興味を持ち自分なりの答えを探したい、という考えでこのプロジェクトに参加しました。

しかし、現場ではすぐに実現可能で有効なアイデアや実行までのスピードを求められることや、メンバーの斬新なアイデアを聞いて、実現可能性や既存の枠に囚われた考え方をしていた自分に嫌気を指す事ばかり初めは辛かったです。

ですか、現地での動きを全く読めず何度も足を運んで情報収集する日々から、行動し感じ実行することがどれだけ難しいことか意識できるようになり、とても貴重な経験をさせていただくことができたと思います。

今回このプロジェクトに参加できた事は自分の人生の中で大きな糧になったと心から言えます。3ヶ月間一緒にやってくれた学生メンバー、社会人メンバーの皆さんにはとても感謝しています。ありがとうございました。

池田朋也

部活やサークル活動を行っておらず、大学在学中に他の学生と何か大きなことを一つ成し遂げたいと思いこのプロジェクトに参加しました。プロジェクトに参加して、ミーティングや現地視察に行って、相手の目線になって考えることの重要性を痛感しました。これは、地方活性化に携わるにあたって、相手のニーズに答えるというビジネス面においてだけでなく、メンバー間のやり取りを潤滑にするためにも、何か伝える際には相手の目線になってどうしたらうまく相手に伝わるか、工夫しないと相手はくみ取ってくれないということです。

実際に、プロジェクトを通してたくさんの人に出会い、自分たちが何をしているのか、相手の目線に立って説明することが多かったため、自分が何かを説明するときは、こうしたらうまく伝わるんじゃないか、もっとわかりやすい表現はないのか、といったように伝える前に立ち止まって考える習慣がつくようになりました。プロジェクトに参加して、このような習慣だけでなく、グループワークの進め方やビジネスマナーなど、今後の人生において必ず役に立つ経験をすることができました。このような学ぶ機会を提供してくれた事務局をはじめ、親身になって相談に乗ってくれた社会人メンターの方、一緒にプロジェクトを進めてきた学生メンバーには感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

田村糸枝梨

私は4月に入学して以降、普通に授業に出て、普通に部活に行って練習をして、普通にバイトして…と本当に普通の大学生活を送っていました。それなりに楽しくははあったのですが、大学生活に慣れてきたあたりから「大学生活ってこんな感じでいいのか」と思うようになりました。私の周りには自分のやりたいことが決まっていてそのために大学生のうちにやらなければいけないことを考えて大学生活を送っている人が多く、このまま普通の大学生活送ってていんだろうかと思うようになったのです。しかし、まだ自分のやりたいことが決まっていなく、「何をすればいいのかわからない、でも何かしたい!」という時にやることを決めたのがこの活動でした。地方創生に関わりたいという思いからではなく、「色んな人と関わりながらイベントのプロデュースするなんて楽しそう〜、何かしたいとこだったしやって見よ〜」という軽い気持ちからの参加でした。そのようなわけなので、野球のルールなんて知らないし、野球の試合もほぼ見たことない状態からでのスタートでした。このような私でしたが、初めて1ヶ月の頃にはこの活動にどハマりし、部活をやめ、この活動に注力を注いでいました。それだけ、楽しくてしょうがなかったのです。

今回のこの活動が他の学生団体やサークルでの活動とは違う点は、社会人がメンターとして関わってくれていることです。もちろん、他の活動でも社会人と関わることはありますが、一緒のグループとして何かの成功のために頑張るということは少ないと思います。この活動も学生主体でまずは学生自身で考え行動していくのですが、学生だけでは考えられないことやスキルなどを実際に社会に出てで仕事している社会人から教わることもできます。学生だからこそできることと、学生だけではできないことをできるのはこの活動の大きな魅力です。

また、学年を気にせずいられるのも他の活動との大きな違いだとお思います。私は1年生ですが、メンバーは学年など気にせず接してくれましたし、私ものびのびと活動できました。とはいえ、やはり学年の差は大きく、メンバーから学ぶことも多くあったなと思います。

このような経験を1年生のうちに得ることができたのは、とても幸せなことだなと思います。これからの大学生活、今回のことを活かして有意義なものにしていきたいと思います。

内野裕太

プロジェクトを通して強く感じたことは、多くの人に支えてもらっていることです。

振り返ると、本気の学生メンバーや厳しくも温かいサポートをくださるメンターの方々、協力してくださる徳島の方々など、多くの人に支えられていることを実感し、感謝し続けていました。そして、私もそれに応えなければならないという思いで必死に活動に取り組んだ3ヶ月でした。

そのような、全力ならざるを得ない環境に身をおけたことが、私にとって大きな成果だと思っています。

松本拓也

まず人に動いてもらう重要さをしっかりと理解できました。今回のプロジェクトでは徳島県民の方、東京から試合当日スタジアムでお世話になった方など、本当に沢山の方に動いていただきました。プロジェクト自体には予算がありますので、殆どの方には無償でです。いくら我々のプロジェクトに賛同して動いてくださってるとはいえど、社会人の方ならば、メンターの方を始めお忙しい中時間を作ってくださり、学生の方なら自分の大切な自由時間を使って我々のプロジェクトにコミットしていただいた、その他人の時間をいただく重要さを、プロジェクトを通して理解できました。阿南市役所では我々のプロジェクトを説明する際に、真摯に徳島県を地方創生させる我々の意思を汲み取っていただき、即行動していただきました。私は試合当日、サポーターの運営を行いました。阿南市役所では少年野球チームの動員を行ってもらい、試合の運営に大きく貢献していただきました。前日には、サポーターの運営は一人でやりきれると甘い考えを持って当日挑んだだけに、一人では全くサポーター運営を仕切ることができない現実と、物事は一人では絶対に成り立たない、色々な人の協力があってこそだと強く認識しました。今回はプロ野球の試合の運営、集客を行いました。プロ野球ではあるのも、お客さんを集める方法としてその地域の特徴を活かしたアプローチ方法を学びました。物事を多方面から見る大切さ、どう見るのか、どこまで見るのか、どう調べるのか、どこまで調べるのか、そして探り出して見つけた素材をどう活かすのか、社会人メンターを中心に丁寧に教えていただきました。これは今後の課題解決に応用できる、非常に良い機会となりました。

天野翔太

私は地方活性化に興味があり、またスポーツビジネスにも関心があったため、参加しました。地方活性化といってもどういった課題があって、上手くいってないのかを実際に自分の目で確かめたいと思い参加を決めました。

実際に活動をしてきて、現地に行って気づくことが多くありました。その度に計画を変え、試行錯誤していくことの大切さを学びました。また、目上の方との接し方、名刺の渡し方、メールの送り方、企画書の作り方など、基本的なこともプロジェクトを進めていく上で学ぶことができました。発表の際には、周りの先輩方の発表がジェスチャーを入れたり、間を入れたりとわかりやすいものであったので自分も上手くなるように大学で頑張っていきたいと思いました。

高校生の自分に対して、優しく接していただき、プロジェクトを約3ヶ月行ってきた大学生の先輩や社会人メンターの皆さんに感謝しています。ありがとうございました。

村上恵太郎

このプロジェクトで学んだことを一つあげるとしたら、”責任感”についてです。

当たり前ですが、何かプロジェクトを行うこためには誰かしらの協力が必要です。殊更、地方創生は他者にはたらきかけることを目的としています。このプロジェクトを行う過程で、自分の行動が良くも悪くも他者に影響を与えるのだということを感じました。

今までの自分の人生では、主体的に行動することは少なかったような気がします。勉強にせよ、部活にせよ、自分がこれをやりたい!と強く思う気持ちから行動選択をした例はあまりありません。誰かに決められたことなので、そこに責任感を感じることは少なかったように思います。

ただ、これからの人生はそうではないと感じています。自分の人生指導をしてくれる人はいないですし、僕は間違いなく自分で行動選択をしていく人生に幸せを感じると思います。そういう生き方をする、例えば今回のような活動をしていこうと思うと、そこには必ず責任感が伴います。

例えばミーティング一つとっても、それは相手の時間を奪っているということになる。だからその責任を持って、準備に妥協をせずに臨むことが最低限の態度。一切の妥協を許さないようなリーダーの姿からも、このようなことを考えさせられました。

人を巻き込んでいくためには、巻き込んだなりの責任を取れるような人間になるべく、自分を律する必要があると痛感しました。

 

もともと頭でばかり考えて、能動的に行動していくことの少ない自分にとって、このプロジェクトに参加したこと自体は、一つの変化の表れなのかなと思っています。しかし、行動することが目的になってしまったり、独りよがりな行動になってしまっては意味がありません。自分も含め、そういう人はよく見てきました。

そこから一歩抜きん出て、このような学びが得られたことはとても良かったです。

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