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平均年齢83歳、島民16人の瀬戸内海に浮かぶ島、津島を保全する

プロジェクト

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2014.08.24

平均年齢83歳、島民16人の瀬戸内海に浮かぶ島、津島を保全する

コース概要 平均年齢83歳、島民16人の瀬戸内海に浮かぶ小さな島である津島の保全のために将来像及びそのためのプロジェクトを考案し、実行に移していく
行き先・滞在期間 松山、今治、新居浜、宇和島、津島(2014/8/16-8/24)
体験内容 各役所、自治体、街の人へのヒアリング調査、津島の人々との交流、津島での整備活動、文化体験
結果 津島の保全に必要な人材集めのためのPR

参加者の感想

1. 全体を通しての感想
2. かすがいプロジェクトの魅力を一言で教えてください
3. 一番得られたと思うものを教えてください(最多でも3つまで)

中原

1. ビジネスを作り議論をすることの喜び
このプロジェクトでは学生だけでなく社会人とともに取り組みます。その中で、自分が一番やりがいを感じながら行えたのがディスカッションです。今までゼミで議論はしてきましたが、既定の流れに沿って形式だけの議論であったり、できる人の考えを披露するだけの場になっていたと思います。しかし、このプロジェクトにおける議論は社会人の方々の示唆により、全員が考えを共有し意見をぶつけ合ってゴールを目指すものです。この議論から自分が議論の前に思いつかなかった考えが次々出てくることが楽しかったです。

2. 成長

3. 「本音を言うことでチームがまとまる」
私が鎹プロジェクトで得たものは仲間と作り上げる「達成感」です。
この4か月間、かすがいプロジェクトを行うに当たってメンバーと共にSkypeだったり、新宿のルノアールやジョナサンで何度も徹夜で話し合いを行いました。
プロジェクトが始動して当初はなかなかメンバーがそろわなかったり、議論の際には発言するメンバーがいつも限られていたり、あまり班に一体感というものはありませんでした。
しかし、現地調査に行き、メンバー同士で寝食を共にし、時間を忘れて話し合いを進めるうちにそれまでメンバーの間に存在していた「遠慮」がなくなり全員が思っていることを素直に意見する活発な班になりました。
このように仲間同士で少しずつまとまって10月18日の発表ができたと思います。

中原

増田

1. 最初は軽い就活の気持ちで入ったこのプロジェクトですが、真剣な眼差しで常に体当たりの社会人メンターや、様々なバックグラウンドを持つ学生メンバーたちに心動かされました。こんなに思い切り泣いたり、笑ったりした経験のなかった私にとって、このかすがいプロジェクトは私の青春の一ページを飾る、掛け替えのない経験となりました。
中には辛いことも多くありましたが、こんなにも懸命になれるプロジェクトに出会えたことに、とても感謝しています。

2. 青春!

3. コミュニケーション能力、チームビルディング

増田

島村

1. ネガティブ編
・人生で初めて、物事を投げ出したい辞めたいと思うくらい辛かった
・会議に参加はしているけど、発言回数がとても少なかった
・タスクが多いメンバーの手助けを積極的に行えていなかった
・自分のことばかりで周りが見えていないことが多かった
・論理的思考能力がなさすぎた
・イライラしている時は言葉にトゲがあり、空気を悪くした
・自分が与えられた仕事しか、しなかった
・周りの支えてくださっている方の感謝の気持ちを忘れがちだった
・人任せ、やりっぱなしのことが多く、責任感がなかった

 ポジティブ編
・大好きで、かけがえのない人たちに出会えた
 愛媛班メンバー、去年の愛媛班の先輩方、社会人メンター、愛媛県で出会った人
・自分のことは後回しで、周りのことを優先して考える人たちばかりだったからこそ、今度は私が、その人たちのために尽くそうと思った
・チームのために必要な存在だと言ってくれた
・いい意味でも悪い意味でも本当の自分を知ることができた
・社会人の方々が身を削ってサポートしてくれた
・メンバーが、自分の想いをいつも最後まで聞いてくれた
・プレゼンテーションをさせて頂けた
・なによりも愛媛での現地調査が楽しかった
・成長できずに悩んでいたら、そのままで充分最高だよと言ってくれた
・いつもそばで支えてくれた人の存在が大きすぎた

2. 温かい人たちに囲まれ、本当の自分を知ることができる場所

3. 自分のためにこれだけ親身になってくれる人の存在、支え
ここまで本気になってやろうと思えることに出会えたこと

島村

月岡

1. はじめは今まで経験のないことをしようとしているので不安だった。イントロダクションを聞いていても他のインターンとは何かが違う。友達に地方活性化のインターンといっても、もちろんピンとくる様子はない。同じ班になった人たちも頼りがいがない。少しなめてかかっていた。しかし時間がたつにつれ期限が迫ってくる。プレゼンしても愛媛での感動も伝わらなければ、自分たちが伝えたいことも分からなくなっていた。自分の力だけではどうにもならない。元々自分に能力があるとは自負していなかったが、それが自分を苦しめることはなかった。そこで学んだのがチームビルディングだった。価値も気も合わない人たちとどうやっていくか。それは仲良くなるのではなかった。相手がやるのを待つのではなく、相手を活かすことが大切なことを学んだ。正直、最後までチームビルディングはうまくいかなかったと思っている。しかし学んだことは大きい。次に活かすことができればいいと思う。

その中で学んだことはチームビルディングだけではない。プロジェクトを行う際の精密な考え方。自分が考えている正確な内容をどう相手に伝えるか。社会人の礼儀。自分には学ぶことが多かった。これらのことがこの三か月でできるようになったわけではない。しかし学生の間に知り、早い段階から意識することができることが大きな収穫だと思っている。そして地方、愛媛の良さを学ぶことができたことが自分の中では特別だった。

2. 学生だからこそできる社会勉強を体験し、視野を広げることができる。

3. 社会人との接点
仕事をする時の考え方
プロジェクトをチームで遂行する方法

月岡

磯谷

1. 正直、かすがい・学校・バイトの両立は厳しく、辛かったです。だけども、このプロジェクトに参加して本当によかったと思います。それは自分が経験、体験などしたことのないことをやったからだと思います。自分の知らない土地に行き課題を見つけ解決策を出すこと。社会人の方々と関わらせて頂き勉強させてもらったこと。チームで協力してやり遂げること。どれもこのプロジェクトのおかげで体験できたことだと思います。それに自分を成長させてくれた場所だとも思いました。普通の大学生活を過ごしていても絶対体験できなかったと思います。だから、本当にこのプロジェクトに参加できたことを幸せだと思うし、自分を支えてくれたチームのみんな、社会人の方々に感謝ばかりです。
これからの自分の在り方としては、ここで終わりとしてではなく、ここを通過点にしてまだまだ自分を成長させていきたいと思います。というよりそう思わせてくれました。本当に貴重な時間だったなと実感しています。

2. やり遂げる勇気、達成感、チームの大切さを味わえること!

3. 温かいチームのみんな、社会人の方々に出会えたこと。
ミーティングでの話し合い方。
自分の弱いところを見つけられたこと。

磯谷

清水

1. 私は愛媛での現地調査から合流したのだが、結果としてこのプロジェクトには大変満足している。このプロジェクトに参加することで普段の学業では学べないことをたくさん経験させてもらったように思う。
 行政、企業、地域の人々、様々な人の声を直に聴いて真剣に考える。そして、問題解決にはどういうことをしなければならないのか、自分たちには何ができるのか悩み続ける。どうしても自分たちだけで行き詰ってしまった時は社会人のメンターの皆さんに助け舟を出してもらう。そしてまた考え自分たちなりの答えを出す。

これらのプロセスなのかで自分の価値観は大分広まった。有識者や自分と違う意見を持つ人々と意見を言い合ったりすることは、学校ではできそうでできない。こういう活動を心のどこかでずっと大学に求めていた気がする。本当にこのプロジェクトに参加してよかった。
 心残りがあるとすれば、現地調査の前段階に参加できなかったことと、私事で現地調査のすべてに参加できたわけではないことだけである。来年も時間が許せばこのプロジェクトに参加したいと思う。
 今回このプロジェクトでした経験を無駄にしないように今後も学業やその他活動に生かしてゆきたい。

2. 学ぼうとして学ぶのではなく、結果として多くを学んでいる環境

3. 自分の意見が伝わるまで根気よく説明する力
自分とは違う意見を一歩引いて冷静に考えて理解する力
津島や大島、愛媛への思い入れ

清水

小根國

1. 四国かすがいプロジェクトに途中からではありますが参加させていただき、多くの事を考える機会を得ました。特に考えたことは、改めて自分についてです。途中参加で不安な中、人に仲間に恵まれ、自分は本当にこのままでいいのだろうか、もっと何かできることがあるのではないか、と考えることが何度もありました。途中からでもそのように感じ、仲間の事を大切に思えるようになったのだから、最初から参加できていればと思うことも。本当に仲間が辛いとき、大変なときに側にいて支えることができないことが悔しくて、でも、私自身が仲間の笑顔に支えられたからこそ、自分も今まで以上に笑顔を大切にしていきたいです。そして、誰かが悩んでいるとき、心が折れそうなとき、その人の心を支えることのできる人になりたいです。

2. 自分のこと、周りのことについて本気で考える場

3. 自分が少しでも力になりたいと思える仲間

小根國

橋本

1. かすがいプロジェクトに参加してよかったと思えることはまず首都圏の人とつながりができたことです。愛媛に住んでいてまず関わることは学生のうちは無いので、貴重なつながりを作れたと思います。まさにこのプロジェクトがかすがいとしての役割を果たしてくれたと思います。次に四国の社会問題にリアルに触れることが出来たことです。今まで少子化や地域活性化問題だと聞いても現状を見たことないから真剣には考えなかったがこのプロジェクトで自ら関わって解決しようとしたことはとてもいい経験になりました。

2. 地域活性化の本当の姿を見ることが出来る。

3. 察知力、行動力、問題の本質を見つける力

橋本

中島

1.
・かすがいに熱を入れすぎてほかに負担をかけたこと
・不器用で、両立することがへたくそすぎるということ
・思っている以上に自分がわがままだということ
・かすがいでの出会いが自分にとってかなり価値があること
・以前に比べて、必要以上に深く考えすぎなくなったこと
・泣き虫から離れるのは意外と大変そうだということ
・実は協調性がなかったこと
・プレゼンをする人へのモチベーションを上げることが得意?うまいかもと思ったこと
・もっと好き勝手生きていこうと思ったこと
・周りからの言葉に流されて、自分のことについて全然考えていないこと
・かなり短気なのに、泣くか笑うか寝たらすぐに忘れること
・かすがいに関わっている人みんなが大好きだということ
・自分の口座から5万円だしてプロジェクトに踏み込んで正解だったこと
・この4か月が濃密すぎて、物足りなさを感じていること

2. 家族以上の存在に出会えること

3. 人に甘える(=頼る)こと
人と関わることはとても難しい
大変な時だからこそ笑顔が大切なこと

中島

矢島

1. 不完全燃焼だった。あまりちゃんとコミットできなかったのが申し訳ない。
仕事と比べて、統一的見解も目的もなく、ベクトルが不揃いだからこそ、愛媛に対する場の思いが一番大切なのではないだろうかと考えた。
自分の祖父母が亡くなりつつあり、ふと、帰る田舎がなくなってしまうことへの悲しみを感じる時がある。地方にいる時は知的な退屈さや世界に出れない不満もあったが、コミュニティの温かさ、見せるためではない内部の人のための祭りなど、文化的に保存されているのが地方なのだと思う。異動もあり、仕事が過密してきて、最後プレゼンも行けなかったが、本来的に仕事とは社会に貢献しながら資金を循環させるものであり、大企業がそれをなさなくなってきたからこそ日本の停滞がある。だからこそ、新しい時代に適合したビジネスモデルを若手が集まって考えることはとても重要だと思う。
他でも棚田や古民家、蔵や農業の話を別でしてるが、地域や社会に根ざしたビジネスモデルを考えるのは本当に面白い。フィールドワークは様々な発見があるし、愛媛、楽しかった!

2. 上に書いたようなことを、学生と社会人とみんなでつくれること。
真剣に突き詰めて議論してること。もうあんまりないから羨ましい。
学生社会人ともに朝方まで議論し続けるタフネス。
社会人相手に合宿やろうとしたが家庭を持っていると集まるのもままならない。

3.
1.仕事よりも外でフィールドで体感しながら考えてる方が楽しいってこと。
2.若者研究に対する視座
3.自分の不足している能力、失った能力に対する気づき

矢島

柴垣

1. 学生も社会人も、普段は違う環境にいるメンバーが一つのプロジェクトに対して真剣に取り組めるというのは、かすがいならで良さであり、特に学生と接する中で成長できた点が多くありました。
その中の一つとして、ただ単に答えを与えるのではなく、学生に考えさせて自らで結論を導き出させることの大変さを感じました。この気づきを普段の業務にも活かして参ります。
また、愛媛班は特に現地の学生や昨年のメンバーとの交流が盛んであり、バックアップ体制が整っている点が素晴らしいと感じました。今後は現在の学生がサポートする形をとっていけば、更に素晴らしいプロジェクトになるのではないかと思いました。

2. 素敵な出会いと自己成長の場

3. 愛媛班の学生との出会い
彼らとの出会いが、下の世代へ指導する際の注意点や留意点を考えるきっかけとなりました。

柴垣

大家

1. 全員の気持ちを1つの方向に向けることの難しさを感じた。かすがいというサークルでもない企業でもない組織の中で、かすがいに対する優先順位が各々違う為、チームをいかにまとめるかが大変だと感じた。初日の顔合わせは全く議論が盛り上がらず、その後もミーティングすら満足に開催されない状況で正直不安になったが、最終的にはみんなで1つの発表をすることができ本当によかったと思う。
個人的には仕事との両立に苦労した。自分自身初めての社会人生活で新しい環境に慣れるのが大変で、本配属後かすがいへのコミット度合が下がってしまったのは申し訳なかった。それでもみんなが徹夜でミーティングやスカイプで会議している姿をみて、元気をもらった。この経験を忘れずに今後も努力していきたい。
最後に、まだ社会人新人の私をかすがいに入れて下さり、貴重な経験をさせていただいた事務局の皆様、メンター・社会人とはどうあるべきかを教えていただいた社会人メンター・コーディネーターの皆様、そして昼夜問わずかすがいに全力投球し、1つの素晴らしい発表をしてくれた学生のみんなに感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

2. 多様な価値観を持つ人と1つのものを作り上げる喜び

3. 色々な立場の人々との繋がり

大家

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