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「本物の事業体験」として、長島の現地加工場の商品売上の向上

プロジェクト

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2016.08.07

「本物の事業体験」として、長島の現地加工場の商品売上の向上

コース概要 「本物の事業体験」として、長島の現地加工場の商品売上の向上
行き先・滞在期間

鹿児島県長島町(2016/8/1〜8/7)

体験内容 現地ヒアリング、販路開拓交渉、クラウドファンディング開設、パッケージデザイン協力、企業のFacebookページの作成
結果

・かごしま遊楽館(日比谷)での10月試販売決定
・新規販路5件開拓
・長島道の駅で試食販売を実施。時間単位売り上げ歴代記録を更新
・「マーケティングカレンダー」クラウドファンディングの開始

参加者の感想

阿部 一真

「東京に20年間住んでいる自分は損している」。そう思わせてくれたのが長島でした。8月1日空港に到着した時「ああ来ちゃった」と期待よりも不安の方が強かったです。しかし、お話しているうちに長島に対する想い、温かい地域の方に支えられ自然と「長島の商品を広めたい」と思うようになりました。最終日の店頭販売では5倍以上の売上を記録。生産者の目から涙が溢れている姿は忘れられません。この夏、第二の故郷ができました。

阿部 一真

坂本 弦

我々が今後果たすべき役割は、今回学んだ地方の現状や魅力を歳下に伝える事だ。今回私が現地に入り考えた地方の根本的問題は、自分の商品に自信がない事であった。魅力があることを証明する売上やお礼の手紙といった「数字」がない。数字を手に入れる手段を知らないことが問題だと考えた。行政は成果給制度が無いため、支援が形骸化している。民間ではCSRの領域に入り、優先度が低い。そこで持続的に現地人が自ら情報を手に入れる最も効率的な手段である、インターネットの使い方を教える、時間に余裕のある若者が支援の主体となりうる。彼らに地方の現状、魅力を伝える為にも、地方創生に関わった者として、その経験を共有し実際に彼らを動かせるよう、積極的にSNSで情報を発信したい。以上様々なことを考える機会を下さった鴻鵠塾の方々に深く感謝を申し上げます。

坂本 弦

荒井 翔央

全く知り合いもいない状況のなかで一つ一つ積み重ねていく。それもただビジネスプランを作るのではなく、地に足のついた形で何かしら成果を残せるように活動していく。私は内々定者であり、昨年から内々定を頂くまで様々な大手企業のインターンを受けてきましたが、鴻鵠塾のこの活動は他にはない真の「インターン」だと感じました。中小水産加工会社の営業役として町および東京で聞きまわり、販売会やクラウドファンディング、アンテナショップへの営業活動などやれることはとことんやり、結果も出ました。この経験をもとに来年からの仕事へ取り組んでいきたいと思います。このような機会を頂けたことを心から感謝申し上げます。

荒井 翔央

出原 麻里子

「学生のボランティア活動では済まされない、地域に還元する事業活動」。言葉の通り成果を何かしら残すこと・またプロジェクトを次に引き継ぐことが最低条件で、私たちの挑戦は始まりました。ボランティアではないので、リアルなお金の動き、ビジネスの考え方など一つの事業を起こす責任を良い意味で感じることができました。現地の方と本音でつながることの重要さを現地体験では思い知らされ、自分たちの思いが結果として形に残った時、人は動くということを実際経験できたことは、人生において何にも代え難い教訓になりました。自分の価値観が変わるほど、このプロジェクトには夢があり、巻き込む力を生み出す影響力があります。未経験である私を快く受け入れて、私たちにかけてくださった現地の方々、今回の機会を設けて頂いた鴻鵠塾の皆様、誠にありがとうございました。

森 衣里子

串1本の原価計算、新規販路開拓訪問、クラウドファンディング立ち上げ等、「人生で初めてづくし」の夏休みでした。何より嬉しかったのは、私たちの活動を見て、今まではマーケティングに消極的だった長島の方の気持ちが「自分の商品をもっと多くの人に届けたい、売りたい」と変化したことです。また学生メンバーや社会人メンターは尊敬する方ばかりで、プロジェクトが終わっても一生お付き合いしたいと思うチームに恵まれました。

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