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岡山市の魅力を再発見できる旅行商品を企画し、商品化させる

プロジェクト

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2017.10.07

岡山市の魅力を再発見できる旅行商品を企画し、商品化させる

コース概要

岡山県 岡山市の魅力を再発見できる旅行商品を企画し、商品化させる

行き先・滞在期間

岡山県(2017年8月17日~8月31日)

体験内容

▼現地調査
・岡山県のワイナリーへの訪問
・歴史調査
・地域活性化の勉強会への参加
▼クラブツーリズム株式会社様への企画案プレゼンテーション
▼トヨタ自動車株式会社が実施している中高生向けワークショップ「くるま育」でのファシリテーション

結果

クラブツーリズム株式会社様への企画プレゼンにおいて1位を獲得し、商品化が決定

参加者の感想

小野寺望

個人主義でチームで何かを成し遂げた経験がありませんでした。社会人として働く前に誰かと一つのことを共にやり遂げる経験を積みたいと思い参加しました。参加してみて、一人の力では何もできないということをまず痛感しました。チームとしてプロジェクトを前に進めるという観点がいかに自分に身についていないのかということを感じました。辛い時にチームのメンバーやメンターの方に支えてもらうこともたくさんありました。これらも何でも一人で行ってきた自分にとっては新鮮でした。社会人として働く前にチームとしてプロジェクトを完成させるために、メンバーとどのようなコミュニケーションを取るべきなのかを深く学べたことは自分の財産になっています。
また、くるま育を通してもたくさんの感動がありました。参加してくれた高校生で「くるま育に参加することができて本当によかった」と涙を流しながら喜んでくれる子や「人生が変わった」と話してくれる人までいました。誰かに心から感謝されるという貴重な経験を積むことが出来たこと。このような感動する瞬間を味わえたことも大きな喜びです。参加できたことを心から感謝しています。

垣野麻衣

「地方創生に貢献できる何かをしたい」
そういった思いで今回の活動に参加しました。
初めて会うメンバー、大学も、学年も、それぞれの思いも違う中で、どういったおもいで、何をするか、どう進めるのか、「チームビルディング」と「一から考える力」が身についたと思います。
商品化が決定された以外に、私がとても感動したことは「くるま育」に参加してくれた中高校生との関わりです。
受験勉強で忙しい中参加してくれた高校生は、私たちが頑張ってるから僕も頑張ると言ってくれ、その後第一志望の大学に合格したとの報告をいただきました。
また、私たちのプロジェクトの発表を見るためにわざわざ、岡山から東京まで足を運んでくれた高校生もいました。
このように、高校生を気持ちを動かせる1つの要因になれたこともこのプロジェクトの結果だと思います。

清水愛

大学に入学し想像していたより刺激的でない毎日を送っていた私は、「何か成長できることがしたい」と思いこのプロジェクトに参加しました。「旅行商品を作る」ということ以外、全て一から考えるこのプロジェクト。他大学の学生、しかも自分が1番下の学年という状況で意見を出すことに最初はとても戸惑いました。しかし、最終的には自分がどう行動したらチームにとって最も良いのかを考え、行動に移せるようになりました。私は、チームの仲間や社会人の方々の助言、支えがあったからこそ成長できたと考えています。そして、岡山の事を何も知らなかった状態から現地調査・東京での調査を経て岡山の隠れた魅力満載の旅行企画を立案し、商品化が実現されるまでにもっていけたことは私の誇りです。とっても大変だけど濃くて、充実した日々を過ごせたこと、とても感謝しています!ありがとうございました。

田中佑児

地方が抱える問題に対して「自分にも何かできることはないか」と考え、このプロジェクトに参加しました。今までの大学生活を無気力に過ごしていた私は、自分自身が何かを成し遂げられたことがありませんでした。だからこそ、企画をカタチにしたいという想いは強くありましたが、企画をゼロから策定することや根拠として集客性を提示しなければならないなど何度も企画の難しさに直面をしました。特に現地調査では精神的にも肉体的にも苦しい期間がありました。しかし、その中で成長を実感できる機会が何度もありました。本当に社会人の方やメンバーに支えられたからこそ、チームで企画の商品化まで進めることができ、壁を乗り越えることができました。企画の販売が決まった瞬間は自身にとって一生忘れることがないと思います。プロジェクトを通してお会いできた鴻鵠塾の方や岡山の方々とのつながりに感謝したいです。

横田仁

それなりに楽しく過ごしていた大学生活も、三年生となり気付けば残り半分となった昨年。周囲はいそいそとインターンシップへの準備を始め、"就活"の二文字が急に現実感を伴って迫って来ていましたが、今自分は何をすべきか、将来何がしたいのかについていま一つピンと来ていませんでした。そんな中前年のプロジェクトに参加されたゼミの先輩からこのお話をいただき、「これに参加すれば何かキッカケが見つかるかもしれない」程度の軽い気持ちから参加を決めました。
実際にプロジェクトが始まると、そんなことは考える余裕はありませんでした。ゼロからアイディアを出す難しさ、そもそも自分はこのプロジェクトを通じて何をしたいのか。他のメンバーが何らかの意思を持ってプロジェクトに取り組んでいる中、自分は常にこの根源的な問いに向き合わされていたように思います。プロジェクト中は暗闇で手応えなくもがき続けているような感覚の下、一方でやるべきことは膨大にあるという、精神的にも絶対的な作業量としてもしんどい期間が長く続きました。
そこから旅行企画を形にし、最後には商品化決定まで持っていくところまで頑張ることができたのは大きく二つ要因がありました。一つ目は現地岡山の人たちの熱い思いに直に触れられたことです。東京で普通に生活していただけでは出会えない方々に多く出会い、滞在後は皆さんの思いを何とか旅行企画に落とし込みたい一心でプロジェクトに取り組みました。二つ目はチームの一体感です。メンバーは学校も学年もバラバラで、始まったばかりの頃は雰囲気も会話もぎこちないものでした。しかし時期によってはほぼ毎日顔を合わせ、苦楽を共にしたこのメンバーで何とか企画を形にしたい気持ちはプロジェクト終盤になるほど強くなっていました。またお仕事もご家庭もある中、あらゆる場面で私たちのプロジェクトを優先してくださり、厳しくも愛のあるフィードバックをくださった社会人メンターの皆さんには感謝してもしきれません。
実際のマーケティングに近いところを肌で感じられるところから、はたまた自分の強み・弱みに向き合うところまで、巷のインターンシップでは得られない体験をこのプロジェクトでは得ることができます。そのような機会をいただけたことに心から感謝しています。

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